「アートはビジネス〜アートのプラットフォームを生み出す〜」
來住尚彦(きし・なおひこ)
一般社団法人 アート東京 代表理事
アートフェア東京/artKYOTO総合プロデューサー
講演内容
アート市場の成長の担い手として、特に注目を浴びるのがアートフェア事業。私がエグゼクティブプロデューサーとして手がける「アートフェア東京」は4日間の開催で30億円の売上げを誇る日本最大級のアートフェアへと成長しました。国内外のギャラリーが集い、アート購入を介した文化交流の機会を提供するアートフェアは、来場者数も年々増加しています。アートビジネスに秘めるポテンシャルと、市場活性化のその裏側について語ります。
プロフィール
早稲田大学理工学部卒業後、東京放送(現TBSホールディングス)入社。
ライブ空間「赤坂BLITZ」や複合エンタテインメント空間「赤坂サカス」の企画立案を行うほか、様々なコンサート、ワールドツアー公演のプロデュースも手がける。
2015年一般社団法人 アート東京を設立。国内最大級の国際的アート見本市「アートフェア東京」のエグゼクティブ・プロデューサーを務め、日本のアートマーケットの発展、芸術文化の振興を目的とし、様々な事業を企画・制作。新時代となる令和元年には、世界遺産である二条城(京都)で国際的なアートフェア「artKYOTO」を初開催し、2020年は京都国立博物館にて開催。内閣府をはじめ、省庁、自治体、各国大使館と連携し、芸術文化、及び、国際交流の場を創出。また、国内初となる「日本のアート産業に関する市場調査」を開始。さらに、京都大学、東京藝術大学を含む教育機関で講演活動を行うだけでなく、自民党文化立国調査会では講師として登壇するほか、国際バカロレア教育指導に基づく幼稚園・小学校の理事を務め、グローバル人材育成活動も行う。
これまでの枠にとらわれず、あらゆる芸術・文化のフィールドを俯瞰しながら、日本が誇るアートの可能性を世界に伝えるべく、取り組みつづけている。